再生医療等提供計画情報の詳細情報です。
第二種 | ||
令和6年4月3日 | ||
令和7年4月10日 | ||
コラゲナーゼ表面処理自己軟骨組織と生分解性プラスチックからなる新しい人工耳介(ハイブリッド人工耳介)をもちいた耳介再生 | ||
PCL/PGA複合スキャホールドと微細切軟骨組織を用いた耳介再建 | ||
札幌医科大学附属病院 | ||
渡辺 敦 | ||
本研究では、18~59歳の(1)片側性小耳症患者および(2)外傷性・腫瘍切除後の耳介欠損患者に対して、患者自身の軟骨組織と生分解性プラスチックを組み合わせたハイブリッド人工耳介を用いて生体内再生治療を実施し、新しい耳介再建法として本法の有用性を検討する。 | ||
1 | ||
先天性(片側小耳症)および後天性(外傷性、腫瘍切除後の耳介頭側2/3以上)耳介欠損 | ||
募集中 | ||
トラフェルミン(遺伝子組換え) | ||
リティンパ®︎耳下用250μgセット | ||
国立成育医療研究センター特定認定再生医療等委員会 | ||
NA8150005 |
再生医療を受ける者の適格基準 | ||
主たる除外基準:(1)悪性腫瘍と診断され、あるいは治療を受けている者 (2)HBs抗原、HCV抗体、HIV抗原・抗体、HTLV-1抗体、TP抗体およびRPRのいずれか陽性の者(ただし、HBV-DNAで陰性が確認された場合やC型肝炎ワクチン接種歴によりHCV陽性となった場合は、登録可能とする) (3)健常側の耳介から軟骨組織の採取が不可能な者 (4)日常生活において眼鏡の装着が必要な者 (5)ブタ真皮コラーゲンや豚肉アレルギーが疑われる者、あるいは陽性の者 (6)ポリグリコール酸(PGA)に対してアレルギーを起こす恐れがある者 (7)妊娠の可能性がある者、あるいは妊娠中、授乳中の者 (8)文書による同意取得が不可能な者 (9)その他研究責任医師が不適切と判断した者 |
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主たる除外基準:(1)悪性腫瘍と診断され、あるいは治療を受けている者 (2)HBs抗原、HCV抗体、HIV抗原・抗体、HTLV-1抗体、TP抗体およびRPRのいずれか陽性の者(ただし、HBV-DNAで陰性が確認された場合やC型肝炎ワクチン接種歴によりHCV陽性となった場合は、登録可能とする) (3)健常側の耳介から軟骨組織の採取が不可能な者 (4)日常生活において眼鏡の装着が必要な者 (5)ブタ真皮コラーゲンや豚肉アレルギーが疑われる者、あるいは陽性の者 (6)ポリグリコール酸(PGA)に対してアレルギーを起こす恐れがある者 (7)妊娠の可能性がある者、あるいは妊娠中、授乳中の者 (8)文書による同意取得が不可能な者 (9)人工骨インプラントの禁忌症である者 (10)その他研究責任医師が不適切と判断した者 |
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Key Inclusion & Exclusion Criteria | ||
Exclusion Criteria:(1) Those who have been diagnosed with malignant tumors or are undergoing treatment (2) Those who are positive for any of HBs antigen, HCV antibody, HIV antigen/antibody, HTLV-1 antibody, TP antibody and RPR (however, those who are confirmed to be negative for HBV-DNA or who are HCV positive due to a history of hepatitis C vaccination can be registered.) (3) Those who cannot collect cartilage tissue from the healthy side of the ear (4) Those who need to wear glasses in daily life (5) Those who are suspected or positive for porcine dermal collagen or pork allergy (6) Those who may be allergic to polyglycolic acid (PGA) (7) Those who are possible for pregnancy, pregnant, or breastfeeding (8) Those who are unable to obtain written consent (9) Those who are judged inappropriate by the investigator |
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Exclusion Criteria:(1) Those who have been diagnosed with malignant tumors or are undergoing treatment (2) Those who are positive for any of HBs antigen, HCV antibody, HIV antigen/antibody, HTLV-1 antibody, TP antibody and RPR (however, those who are confirmed to be negative for HBV-DNA or who are HCV positive due to a history of hepatitis C vaccination can be registered.) (3) Those who cannot collect cartilage tissue from the healthy side of the ear (4) Those who need to wear glasses in daily life (5) Those who are suspected or positive for porcine dermal collagen or pork allergy (6) Those who may be allergic to polyglycolic acid (PGA) (7) Those who are possible for pregnancy, pregnant, or breastfeeding (8) Those who are unable to obtain written consent (9) Those who are contraindicated for artificial bone implants (10) Those who are judged inappropriate by the investigator |
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細胞提供者及び代諾者に対する説明及び同意の内容 | ||
細胞提供者は再生医療等を受けるものと同一になるため、細胞提供は自身の耳介軟骨であることを再生医療等を受ける者に対する説明文書及び同意文書を用いて説明を行う。 <細胞提供者に対する説明の要約> 本研究における対象者は、(1)満18~59歳(2)片側小耳症(3)外傷性、腫瘍切除後の耳介頭側2/3以上の欠損の場合、周囲組織に手術に影響を及ぼす瘢痕等認めないこと(4)局所に活動性の炎症を有しないこと(5)重篤なアトピー性皮膚炎等の皮膚疾患を有しないこと(6)薬剤過敏症および動物過敏症の既往歴を有しないこと(7)判断能力があり、この治療については十分説明をうけ、その内容を理解し、本人の自由意思により文書同意した方(8)問診及び臨床検査(血液検査)の結果、総合的に判断して重篤な機能不全の所見が見られない方。参加できないのは、(1)悪性腫瘍と診断され、あるいは治療を受けている方(2)HBs抗原、HCV抗体、HIV抗原・抗体、HTLV-1抗体、TP抗体およびRPRのいずれか陽性の方(3)健常側の耳介から軟骨組織の採取が不可能な方(4)日常生活において眼鏡の装着が必要な方(5)ブタ真皮コラーゲンや豚肉アレルギーが疑われる方、あるいは陽性の方(6)ポリグリコール酸(PGA)に対してアレルギーを起こす恐れがある方(7)妊娠の可能性がある者、あるいは妊娠中、授乳中の方(8)文書による同意取得が不可能な方(9)その他研究担当医師担が不適切と判断した方。 本研究では、2回(各3~4週間)の入院と3回(初回入院時に2回)の手術を行う。手術はいずれも全身麻酔で行う。初回入院時の1回目手術(ティッシュエキスパンダー挿入術)では、ハイブリッド人工耳介を安全に移植する目的で、あらかじめ皮膚の血流を増強し、皮膚のゆとりを作る目的で、ティッシュエキスパンダーを耳介再建予定位置の皮下を剥離し埋入する。2回目手術(ハイブリッド人工耳介の移植)では、先ず、健常側の耳の後ろで皮膚切開をして、耳甲介部の軟骨を2cm x 2cm程度の大きさ採取する。患側の残存軟骨も採取することがある。切開した皮膚は元通りに縫合する。採取した軟骨は専用の機器で微細切化し短時間コラゲナーゼ処理をした後に、人工耳介表面を包む人工膜に播種する。このハイブリッド人工耳介にベーシックFGF含有ゼラチンハイドロゲルを添加して、ハイブリッド人工耳介を移植する。同時に挙上用人工耳介も同様にして作成する。次に、初回手術の切開線を利用してティッシュエキスパンダーを摘出する。そこに、先に作製したハイブリッド人工耳介を挿入する。遺残耳介は耳垂位置に移動して縫合、その他の部位も皮膚の形を調整しながら縫合する。これにより、頭に耳が張り付いた状態で、耳の表側が形成される。そのすぐ下の皮下を剥離し、挙上用人工耳介を挿入して、1週間~10日で抜糸、退院する。2回目入院時の3回目手術(耳介挙上術)では、頭に張り付いた耳介を持ち上げ、耳の裏側を形成する。耳介周囲を皮膚切開し、ハイブリッド人工耳介が露出しないよう軟部組織を付けて耳介を持ち上げる。起こした耳がまた寝てこないように、先の手術で耳介の近くに埋入しておいた挙上用人工耳介を取り出し、耳介後面に、挿入する。耳周囲皮下にある筋膜で挙上用人工耳介を被覆したのち、腹部外側から採取した皮膚を移植する。移植した皮膚が安定したら退院する。移植手術後は1、3、6、8、10か月、1年、2年後に観察および検査を行う。 次のような場合には、細胞提供者の意思に関わらず、本研究を中止することがある。中止の場合は、理由を研究責任医師より研究対象者に説明する。また本研究を中止した後も、中止時期や術後経過の状況などにより、中止後の術後経過を追跡する場合がある。 (1)本研究に同意された後の検査結果などで、本研究に参加できる条件を満たしていないことが判明した場合 (2)動態観察等における有害事象等の発生や、術後経過の悪化、もしくは医学的判断により治療を続けることが難しい、と判断した場合 (3)転居などで来院できなくなった場合 (4)その他、継続することが好ましくないと研究責任医師が判断した場合 なお、移植部位において感染、強い腫脹や出血、痛み、血流不良等が認められた場合、観察を中止し、人工耳介を摘出するとともに標準治療へ移行するかどうかを対象者および家族と協議する。上記の事象が特定細胞加工物の仕様もしくは製造工程にあると考えられた場合は、速やかに研究を中止し、改善がなされることが客観的に証明されるまで以降の登録は行わない。上記の有害事象が移植手術等、特定細胞加工物の性質等に起因しないと考えられた場合は研究責任医師の判断で研究を継続する。 |
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細胞提供者は再生医療等を受けるものと同一になるため、細胞提供は自身の耳介軟骨であることを再生医療等を受ける者に対する説明文書及び同意文書を用いて説明を行う。 <細胞提供者に対する説明の要約> 本研究における対象者は、(1)満18~59歳(2)片側小耳症(3)外傷性、腫瘍切除後の耳介頭側2/3以上の欠損の場合、周囲組織に手術に影響を及ぼす瘢痕等認めないこと(4)局所に活動性の炎症を有しないこと(5)重篤なアトピー性皮膚炎等の皮膚疾患を有しないこと(6)薬剤過敏症および動物過敏症の既往歴を有しないこと(7)判断能力があり、この治療については十分説明をうけ、その内容を理解し、本人の自由意思により文書同意した方(8)問診及び臨床検査(血液検査)の結果、総合的に判断して重篤な機能不全の所見が見られない方。参加できないのは、(1)悪性腫瘍と診断され、あるいは治療を受けている方(2)HBs抗原、HCV抗体、HIV抗原・抗体、HTLV-1抗体、TP抗体およびRPRのいずれか陽性の方(3)健常側の耳介から軟骨組織の採取が不可能な方(4)日常生活において眼鏡の装着が必要な方(5)ブタ真皮コラーゲンや豚肉アレルギーが疑われる方、あるいは陽性の方(6)ポリグリコール酸(PGA)に対してアレルギーを起こす恐れがある方(7)妊娠の可能性がある者、あるいは妊娠中、授乳中の方(8)文書による同意取得が不可能な方(9)人工骨インプラントの禁忌症である方(10)その他研究担当医師担が不適切と判断した方。 本研究では、2回(各3~4週間)の入院と3回(初回入院時に2回)の手術を行う。手術はいずれも全身麻酔で行う。初回入院時の1回目手術(ティッシュエキスパンダー挿入術)では、ハイブリッド人工耳介を安全に移植する目的で、あらかじめ皮膚の血流を増強し、皮膚のゆとりを作る目的で、ティッシュエキスパンダーを耳介再建予定位置の皮下を剥離し埋入する。2回目手術(ハイブリッド人工耳介の移植)では、先ず、健常側の耳の後ろで皮膚切開をして、耳甲介部の軟骨を2cm x 2cm程度の大きさ採取する。患側の残存軟骨も採取することがある。切開した皮膚は元通りに縫合する。採取した軟骨は専用の機器で微細切化し短時間コラゲナーゼ処理をした後に、人工耳介表面を包む人工膜に播種する。このハイブリッド人工耳介にベーシックFGF含有ゼラチンハイドロゲルを添加して、ハイブリッド人工耳介を移植する。次に、初回手術の切開線を利用してティッシュエキスパンダーを摘出する。そこに、先に作製したハイブリッド人工耳介を挿入する。遺残耳介は耳垂位置に移動して縫合、その他の部位も皮膚の形を調整しながら縫合する。これにより、頭に耳が張り付いた状態で、耳の表側が形成される。1週間~10日で抜糸、退院する。2回目入院時の3回目手術(耳介挙上術)では、頭に張り付いた耳介を持ち上げ、耳の裏側を形成する。耳介周囲を皮膚切開し、ハイブリッド人工耳介が露出しないよう軟部組織を付けて耳介を持ち上げる。起こした耳がまた寝てこないように、人工骨委員プラントを耳介後面に、挿入する。耳周囲皮下にある筋膜で人工骨インプラントを被覆したのち、腹部外側から採取した皮膚を移植する。移植した皮膚が安定したら退院する。移植手術後は1、3、6、8、10か月、1年、2年後に観察および検査を行う。 次のような場合には、細胞提供者の意思に関わらず、本研究を中止することがある。中止の場合は、理由を研究責任医師より研究対象者に説明する。また本研究を中止した後も、中止時期や術後経過の状況などにより、中止後の術後経過を追跡する場合がある。 (1)本研究に同意された後の検査結果などで、本研究に参加できる条件を満たしていないことが判明した場合 (2)動態観察等における有害事象等の発生や、術後経過の悪化、もしくは医学的判断により治療を続けることが難しい、と判断した場合 (3)転居などで来院できなくなった場合 (4)その他、継続することが好ましくないと研究責任医師が判断した場合 なお、移植部位において感染、強い腫脹や出血、痛み、血流不良等が認められた場合、観察を中止し、人工耳介を摘出するとともに標準治療へ移行するかどうかを対象者および家族と協議する。上記の事象が特定細胞加工物の仕様もしくは製造工程にあると考えられた場合は、速やかに研究を中止し、改善がなされることが客観的に証明されるまで以降の登録は行わない。上記の有害事象が移植手術等、特定細胞加工物の性質等に起因しないと考えられた場合は研究責任医師の判断で研究を継続する。 |
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細胞提供者又は代諾者に対する説明文書及び同意文書の様式(別紙) | ||
04_説明文書・同意文書ver.4.0.pdf | ||
04_説明文書・同意文書ver.5.0.pdf | ||
(2)その他再生医療等技術の安全性の確保等に関する措置 | ||
再生医療等を受ける者又は代諾者に対する説明及び同意の内容:研究責任(分担)医師は、研究対象者が臨床研究に参加する前に、説明文書を用いて十分に説明し、参加について自由意思による同意を得る。 <研究対象者に対する説明の要約> はじめに:当院でハイブリッド人工耳介の生体内再生医療を受けていただくに当たって、理解いただきたいこと、知っておいていただきたいこと、注意いただきたいことについての説明文書であること。本研究についての情報公開先を表示。 1 再生医療について:吸収性素材である人工耳介(ポリカプロラクトン+ポリグリコール酸)とコラゲナーゼ表面処理自己軟骨組織を組み合わせたハイブリッド人工耳介を用いて耳介再建する手法であること、治療に用いる組織は患者自身の健常側の耳介から軟骨を採取した後、専用の医療機器で特別な微細切加工を行い、コラゲナーゼ処理を加えてベーシックFGFによる生体内再生効果を高めること、また軟骨は患者自身から取り出した軟骨を細胞培養せずに直接使用するため、拒絶反応及び異物反応がないこと、ハイブリッド人工耳介の毒性や危険性については、この臨床研究を開始する前に数多くの安全性試験を重ね、人体に重篤な悪影響を及ぼすものではないことを確認していること、一方で、この臨床研究では初めて人の体に移植されるため、人の体に入ることで想定外の有害事象が生じる可能性は完全には否定できないこと。それぞれの原材料の危険性について説明。 2 この臨床研究に参加するための条件:対象となるのは(1)満18~59歳(2)片側小耳症(3)外傷性、腫瘍切除後の耳介頭側2/3以上の欠損の場合、周囲組織に手術に影響を及ぼす瘢痕等認めないこと(4)局所に活動性の炎症を有しないこと(5)重篤なアトピー性皮膚炎等の皮膚疾患を有しないこと(6)薬剤過敏症および動物過敏症の既往歴を有しないこと(7)判断能力があり、この治療については十分説明をうけ、その内容を理解し、本人の自由意思により文書同意した方(8)問診及び臨床検査(血液検査)の結果、総合的に判断して重篤な機能不全の所見が見られない方。参加できないのは、(1)悪性腫瘍と診断され、あるいは治療を受けている方(2)HBs抗原、HCV抗体、HIV抗原・抗体、HTLV-1抗体、TP抗体およびRPRのいずれか陽性の方(3)健常側の耳介から軟骨組織の採取が不可能な方(4)日常生活において眼鏡の装着が必要な方(5)ブタ真皮コラーゲンや豚肉アレルギーが疑われる方、あるいは陽性の方(6)ポリグリコール酸(PGA)に対してアレルギーを起こす恐れがある方(7)妊娠の可能性がある者、あるいは妊娠中、授乳中の方(8)文書による同意取得が不可能な方(9)その他研究担当医師担が不適切と判断した方 3 この臨床研究の方法について:2回の入院(各3~4週間)と3回(初回入院時に2回)の手術を行うこと、手術加療の術後は1、3、6、8、10か月、1年、2年後に観察および検査を行うこと。 4 この臨床研究の予定参加期間:前観察期間4週間、入院期間(1回目)4週間、後観察期間24週間、入院期間(2回目)4週間、追跡調査期間2年間の計2年9か月であること。 5 この臨床研究についての留意事項:手術直後は再び腫れや赤味が生じるが2~3か月かけて、徐々に明瞭な形になること、手術後の比較的早い時期にハイブリッド人工耳介に含まれるポリグリコール酸の分解産物によって縫合部位から滲出液が漏れ出る可能性があるが徐々に自然吸収されること、手術後にハイブリッド人工耳介が露出することがありその場合は入院または通院により保存的治療を行い必要に応じて外科的処置を行うこと、このような露出は肋軟骨移植でも時々見られること、傷がすっかり落ち着くまで半年程度かかること、その間、移植した皮膚が縮む傾向があるので、それを予防するために、ステロイドテープの貼付や、ガーゼで作った棒を耳の後ろに挿入すること、マスクや眼鏡は術後3か月程度からかけられるようになること、良好な耳介が再建できない事態が生じた場合、肋軟骨移植による耳介形成に切り替える可能性があること、肋軟骨移植術を希望しない場合は、ハイブリッド人工耳介を除去して創治癒を図り、手術前の状態に戻すこと。いずれの場合も金銭的負担は生じないこと。 6 他の治療法について:肋軟骨移植術、および義耳の装着をする場合の長所や短所の説明。 7 費用負担について:定められた受診日の旅費と試験物費用は研究費から支払われ患者負担は発生しないこと。入院および手術にかかる費用、手術後のフォローアップに要する検査等費用は健康保険で支払うこと。 8 治療を受けることを拒否することについて:説明を受けた後に同意しない場合でも、一切不利益を受けないこと、治療を受けることに同意しても、手術が実施されるまでの間いつでも治療を取りやめることができること、この場合でも一切不利益を受けないこと。 9 個人情報保護と情報の新たな可能性について:個人のプライバシーに関する秘密は固く守られ、患者に関する身体の状態や記録など、プライバシーの保護に充分配慮すること。個人情報は第三者に開示しないこと。 10 試料・診療記録の保管について:患者情報は10年間保管し、保管期間が終了後は個人情報がわからないよう、物理的または電子的に読み取れない方法で匿名化してから破棄すること。 11 この臨床研究に参加された場合、あなたのカルテ等が研究中あるいは研究終了後に閲覧される場合について:臨床研究の関係者(当院の職員、特定認定再生医療等委員会委員、厚生労働省等国内外の規制当局の関係者、この臨床研究のデータの確認を行う外部の担当者等)がこの臨床研究の資料の他にあなたのカルテ等の医療記録を見ること。これらの関係者には守秘義務が課せられており、あなたの個人情報が外部に漏れることはないこと。 12 この臨床研究の期間中に、あなたの健康に被害が生じた場合について:研究期間中にこの臨床研究に参加したことが原因であなたに健康被害が生じた場合に、医療費および医療手当を含む補償金が加入する臨床研究保険から支払われること。健康被害に関する相談窓口の連絡先。 13 この臨床研究の利益相反について:本臨床研究ではAMEDの支援を受けて実施すること、試験物の構成品である被覆PGA人工耳介はグンゼメディカル株式会社より無償提供を受けること。本研究の研究責任(分担)医師には、開示すべき利益相反がないこと。 14 特定認定再生医療等委員会について:本研究が特定認定再生医療等委員会において審査され、承認を得ていること。委員会の名称、連絡先等が公表されていること。 15 その他:当院の医療スタッフのほか、本臨床研究を支援する東京大学所属の医師がハイブリッド人工耳介移植術に立ち会うことがあること。 16 お問合わせ先(相談窓口):当院の研究責任(分担)医師連絡先、夜間休日の連絡先。 |
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再生医療等を受ける者又は代諾者に対する説明及び同意の内容:研究責任(分担)医師は、研究対象者が臨床研究に参加する前に、説明文書を用いて十分に説明し、参加について自由意思による同意を得る。 <研究対象者に対する説明の要約> はじめに:当院でハイブリッド人工耳介の生体内再生医療を受けていただくに当たって、理解いただきたいこと、知っておいていただきたいこと、注意いただきたいことについての説明文書であること。本研究についての情報公開先を表示。 1 再生医療について:吸収性素材である人工耳介(ポリカプロラクトン+ポリグリコール酸)とコラゲナーゼ表面処理自己軟骨組織を組み合わせたハイブリッド人工耳介を用いて耳介再建する手法であること、治療に用いる組織は患者自身の健常側の耳介から軟骨を採取した後、専用の医療機器で特別な微細切加工を行い、コラゲナーゼ処理を加えてベーシックFGFによる生体内再生効果を高めること、また軟骨は患者自身から取り出した軟骨を細胞培養せずに直接使用するため、拒絶反応及び異物反応がないこと、ハイブリッド人工耳介の毒性や危険性については、この臨床研究を開始する前に数多くの安全性試験を重ね、人体に重篤な悪影響を及ぼすものではないことを確認していること、一方で、この臨床研究では初めて人の体に移植されるため、人の体に入ることで想定外の有害事象が生じる可能性は完全には否定できないこと。それぞれの原材料の危険性について説明。 2 この臨床研究に参加するための条件:対象となるのは(1)満18~59歳(2)片側小耳症(3)外傷性、腫瘍切除後の耳介頭側2/3以上の欠損の場合、周囲組織に手術に影響を及ぼす瘢痕等認めないこと(4)局所に活動性の炎症を有しないこと(5)重篤なアトピー性皮膚炎等の皮膚疾患を有しないこと(6)薬剤過敏症および動物過敏症の既往歴を有しないこと(7)判断能力があり、この治療については十分説明をうけ、その内容を理解し、本人の自由意思により文書同意した方(8)問診及び臨床検査(血液検査)の結果、総合的に判断して重篤な機能不全の所見が見られない方。参加できないのは、(1)悪性腫瘍と診断され、あるいは治療を受けている方(2)HBs抗原、HCV抗体、HIV抗原・抗体、HTLV-1抗体、TP抗体およびRPRのいずれか陽性の方(3)健常側の耳介から軟骨組織の採取が不可能な方(4)日常生活において眼鏡の装着が必要な方(5)ブタ真皮コラーゲンや豚肉アレルギーが疑われる方、あるいは陽性の方(6)ポリグリコール酸(PGA)に対してアレルギーを起こす恐れがある方(7)妊娠の可能性がある者、あるいは妊娠中、授乳中の方(8)文書による同意取得が不可能な方(9)人工骨インプラントの禁忌症である者(10)その他研究担当医師担が不適切と判断した方 3 この臨床研究の方法について:2回の入院(各3~4週間)と3回(初回入院時に2回)の手術を行うこと、手術加療の術後は1、3、6、8、10か月、1年、2年後に観察および検査を行うこと。 4 この臨床研究の予定参加期間:前観察期間4週間、入院期間(1回目)4週間、後観察期間24週間、入院期間(2回目)4週間、追跡調査期間2年間の計2年9か月であること。 5 この臨床研究についての留意事項:手術直後は再び腫れや赤味が生じるが2~3か月かけて、徐々に明瞭な形になること、手術後の比較的早い時期にハイブリッド人工耳介に含まれるポリグリコール酸の分解産物によって縫合部位から滲出液が漏れ出る可能性があるが徐々に自然吸収されること、手術後にハイブリッド人工耳介が露出することがありその場合は入院または通院により保存的治療を行い必要に応じて外科的処置を行うこと、このような露出は肋軟骨移植でも時々見られること、傷がすっかり落ち着くまで半年程度かかること、その間、移植した皮膚が縮む傾向があるので、それを予防するために、ステロイドテープの貼付や、ガーゼで作った棒を耳の後ろに挿入すること、マスクや眼鏡は術後3か月程度からかけられるようになること、良好な耳介が再建できない事態が生じた場合、肋軟骨移植による耳介形成に切り替える可能性があること、肋軟骨移植術を希望しない場合は、ハイブリッド人工耳介を除去して創治癒を図り、手術前の状態に戻すこと。いずれの場合も金銭的負担は生じないこと。 6 他の治療法について:肋軟骨移植術、および義耳の装着をする場合の長所や短所の説明。 7 費用負担について:定められた受診日の旅費と試験物費用は研究費から支払われ患者負担は発生しないこと。入院および手術にかかる費用、手術後のフォローアップに要する検査等費用は健康保険で支払うこと。 8 治療を受けることを拒否することについて:説明を受けた後に同意しない場合でも、一切不利益を受けないこと、治療を受けることに同意しても、手術が実施されるまでの間いつでも治療を取りやめることができること、この場合でも一切不利益を受けないこと。 9 個人情報保護と情報の新たな可能性について:個人のプライバシーに関する秘密は固く守られ、患者に関する身体の状態や記録など、プライバシーの保護に充分配慮すること。個人情報は第三者に開示しないこと。 10 試料・診療記録の保管について:患者情報は10年間保管し、保管期間が終了後は個人情報がわからないよう、物理的または電子的に読み取れない方法で匿名化してから破棄すること。 11 この臨床研究に参加された場合、あなたのカルテ等が研究中あるいは研究終了後に閲覧される場合について:臨床研究の関係者(当院の職員、特定認定再生医療等委員会委員、厚生労働省等国内外の規制当局の関係者、この臨床研究のデータの確認を行う外部の担当者等)がこの臨床研究の資料の他にあなたのカルテ等の医療記録を見ること。これらの関係者には守秘義務が課せられており、あなたの個人情報が外部に漏れることはないこと。 12 この臨床研究の期間中に、あなたの健康に被害が生じた場合について:研究期間中にこの臨床研究に参加したことが原因であなたに健康被害が生じた場合に、医療費および医療手当を含む補償金が加入する臨床研究保険から支払われること。健康被害に関する相談窓口の連絡先。 13 この臨床研究の利益相反について:本臨床研究ではAMEDの支援を受けて実施すること、試験物の構成品である被覆PGA人工耳介はグンゼメディカル株式会社より無償提供を受けること。本研究の研究責任(分担)医師には、開示すべき利益相反がないこと。 14 特定認定再生医療等委員会について:本研究が特定認定再生医療等委員会において審査され、承認を得ていること。委員会の名称、連絡先等が公表されていること。 15 その他:当院の医療スタッフのほか、本臨床研究を支援する東京大学所属の医師がハイブリッド人工耳介移植術に立ち会うことがあること。 16 お問合わせ先(相談窓口):当院の研究責任(分担)医師連絡先、夜間休日の連絡先。 |
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(2)その他再生医療等技術の安全性の確保等に関する措置 | ||
再生医療等を受ける者又は代諾者に対する説明及び同意文書の様式(別紙):04_説明文書・同意文書ver.4.0.pdf | ||
再生医療等を受ける者又は代諾者に対する説明及び同意文書の様式(別紙):04_説明文書・同意文書ver.5.0.pdf | ||
6 審査等業務を行う認定再生医療等委員会に関する事項 | ||
認定再生医療等委員会による意見書の発行日:2024年02月29日 | ||
認定再生医療等委員会による意見書の発行日:2024年03月25日 | ||
2 提供する再生医療等の詳細を記した書類(研究として再生医療等を行う場合は、研究計画書) | ||
02_研究計画書ver.5.0_承認.pdf | ||
02_研究計画書ver.6.0_承認.pdf | ||
4 再生医療等を受ける者に対する説明文書及び同意文書の様式 | ||
04_説明文書・同意文書ver.4.0.pdf | ||
04_説明文書・同意文書ver.5.0.pdf | ||
令和7年3月28日 | |||
jRCTb011240001 | |||
札幌医科大学附属病院 | |||
北海道札幌市中央区南1条西16丁目291番地 | |||
渡辺 敦 | Watanabe Atsushi |
コラゲナーゼ表面処理自己軟骨組織と生分解性プラスチックからなる新しい人工耳介(ハイブリッド人工耳介)をもちいた耳介再生 | Auricle regeneration with a novel implant consisting of cartilage tissue and biodegradable plastic ( Implantation of novel hybrid implant of cartilage and biodegradable plastic ) |
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PCL/PGA複合スキャホールドと微細切軟骨組織を用いた耳介再建 | Regeneration of auricular cartilage using hybrid implant of PCL-based bioabsorbable plastic and autologous tissues( Implantation of novel implant for auricular defect ) | ||
第二種 | |||
患者自身から採取した軟骨組織を、3Dプリンタを用いて生分解性プラスチックより作製した耳介フレームに播種し、患者の耳介欠損部に移植することで自家組織による耳介の再建を目指すものであり、下記理由により当該再生医療等技術は、第二種再生医療等技術であると判断した。 ・「平成26年8月8日政令第278号で除外した技術」ではない。 ・「ヒトの胚性幹細胞/人工多能性幹細胞/人工多能性幹細胞様細胞」を用いていない。 ・「遺伝子を導入する操作を行った細胞」を用いていない。 ・「動物の細胞」を用いていない。 ・「投与を受ける者以外の人の細胞」を用いていない。 ・「幹細胞」を利用していない。 ・「人の身体の構造又は機能の再建、修復又は形成を目的」としている。 ・「相同利用」に相当する。 ・培養は行なっていないが、コラゲナーゼ処理、bFGFによる細胞増殖の賦活といった培養に準ずる工程により製造している。 |
本研究では、18~59歳の(1)片側性小耳症患者および(2)外傷性・腫瘍切除後の耳介欠損患者に対して、患者自身の軟骨組織と生分解性プラスチックを組み合わせたハイブリッド人工耳介を用いて生体内再生治療を実施し、新しい耳介再建法として本法の有用性を検討する。 | |||
1 | |||
2024年04月03日 | |||
2026年03月31日 | |||
3 | |||
介入研究 | Interventional | ||
単一群 | single arm study | ||
非盲検 | open(masking not used) | ||
非対照 | uncontrolled control | ||
単群比較 | single assignment | ||
治療 | treatment purpose | ||
(1)満18~59歳(同意取得時) (2)片側小耳症(耳垂型、耳甲介型伴に可能)の場合、下記の基準を満たす者 1) 生え際の高さが正常、またはほぼ正常 2) 過去に耳介に対する手術の既往がない(耳介周囲に瘢痕を有さない) 3) 耳甲介型小耳症(外耳道を有する)の患者では真珠腫を伴わない (3)外傷性、腫瘍切除後の耳介頭側2/3以上の欠損の場合、周囲組織に手術に影響を生じる瘢痕等認めないこと (4)局所に活動性の炎症を有しないこと (5)重篤なアトピー性皮膚炎等の皮膚疾患を有しないこと (6)薬剤過敏症および動物過敏症の既往歴を有しないこと (7)判断能力があり、この治療については十分説明をうけ、その内容を理解し、本人の自由意思により文書同意した者 (8)問診及び臨床検査(血液検査)の結果、総合的に判断して重篤な機能不全の所見が見られない者 |
(1) 18 to 59 years old (at the time of informed consent) (2) In the case of unilateral microtia (both lobular and conchal types), those who meet the following criteria; 1) Normal or almost normal hairline height 2) No history of surgery to the auricle (no periauricular scarring) 3) No cholesteatoma in patients with conchal type microtia (with external auditory canal present) (3) In the case of a defect of cranial 2/3 or more of the ear after tumor resection or trauma, there should be no scarring in the surrounding tissue that affects the surgery. (4) No active local inflammation (5) No serious skin disorder due to atopic dermatitis or other skin disease (6) No history of drug or animal hypersensitivity (7) Those capable to judge, receive sufficient explanation about this treatment, and understand its content (8) No signs of serious dysfunction based on the results of interviews and clinical examinations (blood tests) |
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(1)悪性腫瘍と診断され、あるいは治療を受けている者 (2)HBs抗原、HCV抗体、HIV抗原・抗体、HTLV-1抗体、TP抗体およびRPRのいずれか陽性の者(ただし、HBV-DNAで陰性が確認された場合やC型肝炎ワクチン接種歴によりHCV陽性となった場合は、登録可能とする) (3)健常側の耳介から軟骨組織の採取が不可能な者 (4)日常生活において眼鏡の装着が必要な者 (5)ブタ真皮コラーゲンや豚肉アレルギーが疑われる者、あるいは陽性の者 (6)ポリグリコール酸(PGA)に対してアレルギーを起こす恐れがある者 (7)妊娠の可能性がある者、あるいは妊娠中、授乳中の者 (8)文書による同意取得が不可能な者 (9)人工骨インプラントの禁忌症である者 (10)その他研究責任医師が不適切と判断した者 |
(1) Those who have been diagnosed with malignant tumors or are undergoing treatment (2) Those who are positive for any of HBs antigen, HCV antibody, HIV antigen/antibody, HTLV-1 antibody, TP antibody and RPR (however, those who are confirmed to be negative for HBV-DNA or who are HCV positive due to a history of hepatitis C vaccination can be registered.) (3) Those who cannot collect cartilage tissue from the healthy side of the ear (4) Those who need to wear glasses in daily life (5) Those who are suspected or positive for porcine dermal collagen or pork allergy (6) Those who may be allergic to polyglycolic acid (PGA) (7) Those who are possible for pregnancy, pregnant, or breastfeeding (8) Those who are unable to obtain written consent (9) Those who are contraindicated for artificial bone implants (10) Those who are judged inappropriate by the investigator |
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18歳 以上 | 18age old over | ||
59歳 以下 | 59age old under | ||
男性・女性 | Both | ||
1.研究全体の中止基準 重篤な疾病等により、研究対象者の安全性を損なう恐れがあると判断された場合等、研究全体を中止せざるを得ない事態が発生した場合、研究責任医師は中止および中止後の対応策を決定する。中止が決定された場合は、研究責任医師は速やかに研究の中止およびその詳細を提供機関管理者に報告する。また、研究責任任医師は研究対象者に速やかにその旨を通知し、研究対象者に対して適切な治療および事後対応を保証する。 2.研究対象者ごとの中止基準 次のような場合には、研究対象者の意思に関わらず、本研究を中止することがある。中止の場合は、理由を研究責任医師より研究対象者に説明する。また本研究を中止した後も、中止時期や術後経過の状況などにより、中止後の術後経過を追跡する場合がある。 (1)本研究に同意された後の検査結果などで、本研究に参加できる条件を満たしていないことが判明した場合 (2)動態観察および有害事象の発生のためや、術後経過の悪化、または医学的判断により治療を続けることが難しい、と判断した場合 (3)転居などで来院できなくなった場合 (4)その他、継続することが好ましくないと研究責任医師が判断した場合 なお、移植部位において感染、強い腫脹や出血、痛み、血流不良等が認められた場合、観察を中止し、人工耳介を摘出するとともに標準治療へ移行するかどうかを研究対象者および家族と協議する。上記の事象が特定細胞加工物の仕様もしくは製造工程にあると考えられた場合は、速やかに研究を中止し、改善がなされることが客観的に証明されるまで以降の登録は行わない。上記の有害事象が移植手術等、特定細胞加工物の性質等に起因しないと考えられた場合は研究責任医師の判断で研究を継続する。 |
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先天性(片側小耳症)および後天性(外傷性、腫瘍切除後の耳介頭側2/3以上)耳介欠損 | Congenital (unilateral microtia) and acquired (traumatic, more than 2/3 cranial ear defect after tum | ||
有 | |||
当該再生医療では、患者自身の軟骨組織と生分解性プラスチックを主成分とするハイブリッド人工耳介を患者の耳介欠損部へ移植することで耳介の再建をはかる。欠損部の皮膚下への人工耳介埋入が主たる介入となるが、これを実施するため 1)事前措置としての皮膚拡張手術(エキスパンダーの埋入):1回目手術 2)エキスパンダーの除去、健常側からの軟骨片の摘出:2回目手術 3)ハイブリッド人工耳介の移植:2回目手術 4)審美性向上のため人工耳介の挙上:3回目手術 の3回の手術を伴う。 |
In this clinical research, the reconstruction of the auricle is performed by transplantation of a hybrid auricular implant (hereafter referred to as "hybrid ear implant"), which is composed of the autologous cartilage tissue and biodegradable plastic, into the auricular defect of the patient. The main intervention is the transplantation of the hybrid ear implant to the subfascial region of the defect. 1) Skin expansion surgery (placement of expander) as a preliminary measure: 1st surgery 2) Removal of expander, removal of cartilage piece as a material from the healthy side: 2nd surgery 3) transplantation of hybrid auricular implant: 2nd surgery 4) Elevation of the implant to improve aesthetics: 3rd surgery The above three surgeries will be performed in total. |
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試験物の安全性:有害事象の発現率 | Safety of the hybrid implants: The incidence of adverse events | ||
1. 試験物の適合性:試験物の体内での破折の有無、露出、皮膚変形、変色の有無、術後浮腫の持続期間 2. 軟骨再生量と軟骨部位の確認:MRI(T2マッピング)による画像所見、超音波エコーによる画像所見 3. 試験物の特性に依らない埋入手術に伴う炎症等の発生:皮膚の鬱血、血腫の有無、局所の感染の有無 4. 審美性の回復:耳長、耳幅、耳軸、聾立角度(健常側を対照とする) 5. 移植後人工耳介の分解:CT値、三次元形状 6. 有害事象の種類と程度、発生頻度、事象別の発現率 |
1. Applicability of the test object: Presence of destruction of the test article in the body, exposure, skin deformation, presence of discoloration, duration of postoperative edema 2. Confirmation of the amount and location of cartilage regeneration: MRI (T2 mapping) 3. Occurrence of inflammation associated with implantation surgery that does not depend on the characteristics of the test object: skin congestion, presence of hematoma, presence of local infection 4. Recovery of esthetics: ear length, width, axis, angle (in comparison with those in normal ear) 5. Degradation of test object after implantation: CT value, three-dimensional shape 6. Type, degree, frequency of occurrence, and incidence in the adverse events |
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別添の通り |
医師 | |||||
四ッ柳 高敏 | Yotsuyanagi Takatoshi | ||||
札幌医科大学附属病院 | Sapporo Medical University Hospital | ||||
形成外科 | |||||
060-8543 | |||||
北海道札幌市中央区南1条西16丁目291番地 | 291 Minami 1-jo Nishi 16-chome, Chuo-ku, Sapporo, Hokkaido | ||||
011-611-2111 | |||||
yotsuyanagi@sapmed.ac.jp | |||||
自施設 | |||||
本院に設置されている高度救命救急センターは三次救急施設であり、一般的な救急医療設備は全て備わっている。 |
上田 直弘 | Ueda Naohiro | ||||
札幌医科大学附属病院 | Sapporo Medical University Hospital | ||||
形成外科 | |||||
060-8543 | |||||
北海道札幌市中央区南1条西16丁目291番地 | 291 Minami 1-jo Nishi 16-chome, Chuo-ku, Sapporo, Hokkaido | ||||
011-611-2111 | |||||
011-621-8059 | |||||
n.ueda1222@gmail.com |
医師 | ||
四ッ柳 高敏 | ||
札幌医科大学附属病院 | ||
形成外科 |
医師 | ||
上田 直弘 | ||
札幌医科大学附属病院 | ||
形成外科 |
DOTワールド株式会社 | ||
白石 秀明 | ||
DOTワールド株式会社 | ||
データサイエンス部 |
東京大学医学部附属病院 | ||
田中 佑美 | ||
東京大学医学部附属病院 | ||
臨床研究推進センター |
東京大学医学部附属病院 | ||
野中 孝浩 | ||
東京大学医学部附属病院 | ||
臨床研究ガバナンス部 |
東京大学医学部附属病院 | ||
柏原 康佑 | ||
東京大学医学部附属病院 | ||
臨床研究推進センター |
東京大学 | ||
磯貝 典孝 | ||
東京大学 | ||
東京大学医学部附属病院 | ||
古村 眞 | ||
東京大学医学部附属病院 | ||
ティッシュ・エンジニアリング部 |
星 和人 | Hoshi Kazuto | ||
東京大学医学部附属病院 | The University of Tokyo Hospital | ||
口腔顎顔面外科・矯正歯科 | |||
該当 |
無 |
自己耳介軟骨組織 | |
再生医療等提供機関と同じ。 | |
研究対象者本人の組織を使用する。 | |
研究対象者の選択・除外基準に定めるものであって、診察、スクリーニング検査で不適格と判断されない者。 なお、細胞提供者は再生医療等を受けるものと同一になるため、新たなドナースクリーニングは行わない。 |
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原料となる細胞(組織)の採取の方法 再生医療等を行う医師の判断にて提供の可否を決定し、可能であると判断されたのち、患者を専用病室に入院させる。入院前および術前に治療の詳細を説明し、患者本人および代諾者の承諾を得る。採取は全身麻酔下に、患者の患側の残存軟骨あるいは健常側の耳甲介部より軟骨組織の採取を行う。 【採取部位】患者の患側の残存軟骨あるいは健常側の耳甲介部 【用いる器具】一般的な形成外科用手術器具を用いる 【採取量】軟骨 2 cm x 2 cm 【採取方法】形成外科分野で広く行われている軟骨採取法に準じて行う。全身麻酔下に健常側の耳介後面を皮切し、耳甲介部の軟骨を採取する。同部は元通りに縫合する。 |
コラゲナーゼ表面処理自己軟骨組織 | ||
1.採取した軟骨組織の加工の方法 【原料となる組織】患者の患側の残存軟骨あるいは健常側の耳介後面より採取した軟骨組織 【用いる材料】微細切加工装置 【製造手順】 (1)人工耳介フレームの中間工程検査の合格を確認する。 (2)移植前日までに撤回がないことを確認する。 (3)移植当日コラゲナーゼ処理済み微細切軟骨を作製する。 (4)人工耳介フレームへコラゲナーゼ処理済み微細切軟骨を播種し、ハイブリッド人工耳介を作製する。この時、耳輪部、対耳輪部の順に播種を行い、残りを耳介底部へ播種する。 (6)bFGF含ゼラチンハイドロゲルをハイブリッド人工耳介に添加する。 2.品質管理の方法 工程試験に加え、最終製品の品質を管理するため、下記の試験を実施する。 (1)外観試験 スケールを用いて、最終製品の外形が規格内にあることを確認する。また、微細切軟骨による人工耳介フレームの被覆率が、耳輪部で90%以上、耳底部で50%以上満たすことを確認する。 (2)無菌試験 コラゲナーゼ処理後の上清を検体とし、SCDLP培地にて30℃、5日間の培養を行う。 本品においては、患者由来原料(軟骨組織)を除く生物学的原材料は全てGMP管理下、あるいはGMP管理相当の環境下で製造された無菌製品であり、培養は行わない。また、それ以外の医療機器相当部分についてもEOG滅菌済のものをクリーンベンチまたはアイソレーター下で開封し、最終製品化するため、雑菌の混入リスクは極めて低い。そこで本品については、細菌混入のリスクとして最終製品を製造する環境および作業者由来を想定し、一般的な環境検査で使用されるSCDLP培地を用いた一般細菌検査を行う。 (3)マイコプラズマ否定試験 コラゲナーゼ処理後の上清を検体とし、PCR法にて判定を行う。 |
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皮下にティッシュエキスパンダー挿入術後、ハイブリッド人工耳介の移植手術を行う。移植6ヵ月後に耳介の挙上手術を行う。 | ||
無 | ||
北海道公立大学法人 札幌医科大学 理事長 山下 敏彦 | ||
FC1230006 | ||
札幌医科大学附属病院 手術室 | ||
該当なし |
医薬品 | |||
適応外 | |||
トラフェルミン(遺伝子組換え) | |||
リティンパ®︎耳下用250μgセット | |||
30100AMX00244000 | |||
ノーベルファーマ株式会社 | |||
東京都中央区新川1-17-24 |
医療機器 | |||
適応外 | |||
高度管理医療機器 | |||
吸収性組織補強材 | |||
22800BZX00307000 | |||
グンゼメディカル株式会社 | |||
大阪府大阪市北区堂島2丁目4ー27 |
未承認 | |||
澁谷工業株式会社 | |||
石川県金沢市北陽台2丁目1番 |
北海道公立大学法人 札幌医科大学 理事長 山下 敏彦 | ||
無 | ||
無 | ||
無 | ||
無 |
ノーベルファーマ株式会社 | ||
無 | ||
無 | ||
無 | ||
無 |
グンゼメディカル株式会社 | ||
無 | ||
無 | ||
有 | ||
PCL人工耳介フレームにPGAシートを被覆し、滅菌された人工耳介の提供を受ける。 | ||
無 |
澁谷工業株式会社 | ||
無 | ||
無 | ||
無 | ||
無 |
有 | ||
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 | Japan Agency for Medical Research and Development | |
非該当 |
原料となる組織(自家耳介軟骨)の採取は、形成外科分野で広く行われている軟骨採取法に準じて実施される。自家耳介軟骨を用いた当該再生医療等技術は、採取する軟骨組織量が2cm x 2 cmと少量であり、軟骨組織採取における患者への身体的負担は比較的少ない。自家耳介軟骨は微細切加工した後に短時間コラゲナーゼ処理を行い、人工耳介に播種してハイブリッド人工耳介を作製する。ハイブリッド人工耳介の移植時には、bFGF含有ゼラチンハイドロゲルを添加する。移植は、一般的な皮下組織移植の手技であり侵襲性が低く、また、患者由来軟骨組織から製造した特定細胞(組織)加工物(短時間コラゲナーゼ処理+微細切軟骨)を用いるため、拒絶反応は極めて少ないと考える。 これまでに報告された当該再生医療等技術に類似する臨床研究報告については、上海第九人民病院・形成外科の臨床研究において、小耳症の5症例に対して、耳介の3次元形状を有する生分解性ポリマーPCLに耳介軟骨細胞を播種して製造したハイブリッド人工耳介の皮下移植を行った。大きな合併症は発現せず、耳介形状の再現程度も良好であった。 また、当該再生医用等技術の細胞供給源に関する臨床研究報告ついては、軟骨組織を低侵襲的に微細切加工する装置を新規開発し、微細切軟骨を人工耳介に播種させて細胞培養行程を介さない新規軟骨組織再生誘導法が報告された。実際には、微細切軟骨・人工耳介を組み合わせ、さらにbFGF含有ゼラチンハイドロゲルを添加して作製したハイブリッド人工耳介を皮下移植(大動物自家移植モデル)した。その結果、1片を100㎛~200㎛ とする立方体形状の微細切軟骨を用いた場合において、軟骨再生が最も安全に効率よく行わることが判明した。 さらにbFGF含有ゼラチンハイドロゲルに関する臨床研究報告ついては、近畿大学医学部・形成外科の臨床研究において、末節部切断指の3症例に対して、bFGF含有ゼラチンハイドロゲルを添加したgraft on top皮弁を用いて指尖部の再建術を行った。bFGF含有ゼラチンハイドロゲルにより、再建指には爪生着を認め、指腹部は知覚が維持され、機能的及び整容的評価も良好であった。この結果より、bFGF含有ゼラチンハイドロゲルの安全性および組織再生誘導能の促進効果が判明した。 基礎的検討(POC研究)にて示された結果をもとに、臨床研究の実施に向けて日精バイリス株式会社にて非臨床安全性試験を実施した。 PCLは縫合糸等の原材料として体内留置実績があるが、これまでの使用例は本品に比して体重あたりの使用量が非常に少量である。本製品は留置量が多く期間も長いため、PCLを原材料とする認可済み医療機器等の安全性に関する結果を直接引用せず、耳介スキャホールドのみで下記の試験(長期埋植試験のみ、特定細胞加工物)を行った。細胞成分を含む最終製品(特定細胞加工物)については、徐放性に作用するbFGFを含有すること、PGAに短期の炎症惹起作用があることが報告されていることから併用により予期せぬ有害事象が誘発される可能性があるため、in vivoでの造腫瘍性観察(GLP)に加え、染色体異常試験を実施した。 |
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本研究計画で用いる再生医療等技術に関する研究については、非臨床試験として、bFGFを培地に添加して2週間培養した耳介軟骨細胞を耳介形状足場(コラーゲンをチタンで補強)に播種して人工耳介を作製した。これを大動物自家移植モデル(羊)に皮下移植して、臨床上有用なサイズを有する耳介の再生誘導を行った。耳介形状及び再生軟骨組織の性状を検討した結果、bFGFを添加した培養軟骨細胞を播種した人工耳介では、移植後20週目において、再生軟骨の再吸収を認めず、豊富な弾性繊維の再生が認められた。本技術に伴う深刻な有害事象は認められず、本法の有効性と安全性が示された。 また、本研究計画で用いる細胞供給源に関する研究については、非臨床試験として、コラゲナーゼ処理およびbFGF含有ゼラチンハイドロゲル添加を併用した軟骨再生を大動物自家移植モデル(犬)にて行った。その結果、再生軟骨量は、bFGF含有ゼラチンハイドロゲル添加により約2倍に、コラゲナーゼ処理を追加使用した場合では約4倍に増加することが明かとなった。すなわち微細切軟骨を細胞供給源とする軟骨再生を行う場合、従来のbFGF含有ゼラチンハイドロゲル添加にコラゲナーゼ処理を併用することにより、微細切軟骨自体の軟骨再生能(細胞増殖能および細胞分化能)が最も促進されることが判明した。 さらに本研究計画で用いるbFGF含有ゼラチンハイドロゲルに関する研究については、近畿大学医学部・形成外科の臨床研究(RCT)において、末節部切断指の26症例に対して、bFGF含有ゼラチンハイドロゲルを添加した再接着術を行った。その結果、bFGF含有ゼラチンハイドロゲルにより再接着指の生着率は向上し、再接着指の爪萎縮はほとんどなく、指腹は柔らかく、機能的および整容的評価も良好であったことが報告された。これにより有害事象は認められず、bFGF含有ゼラチンハイドロゲル添加による組織生着率の促進効果が判明した。 以上より、再生医療等の提供による利益は不利益を上回ると十分に予測されるため、当該再生医療等の提供には妥当性があると判断する。 |
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最終製品の移植を行う前に、当該試験物が特定細胞加工物概要書に従って製造されたものか確認のうえ、当該再生医療等を行う医師が移植の可否を判断する。 | ||||||
個々の治療に用いる細胞の安全性に疑義が生じた場合、医療機関、人工耳介製造委託機関双方で製造記録、試験記録等の細胞加工工程を検討し、安全性について確認を行う。細胞の加工法等の製造工程そのものに起因する細胞の安全性に疑義が生じた場合、医療機関、人工耳介製造委託機関双方で安全性についての情報を収集、分析を行い安全性に関しての検証を行う。 | ||||||
原料は、すべて製造に使用するため保存しない。 | ||||||
細胞加工物は、すべて製造に使用するため保存しない。 | ||||||
1) 当該再生医療等を行う医師は、当該再生医療等の提供によるものと疑われる疾病又は当該再生医療等の提供によるものと疑われる感染症等の発生と判断する事態が生じた場合、提供医療機関管理者及び実施責任者に対し、速やかにその旨を報告する。当該医師自身が実施責任者である場合には、提供医療機関管理者に報告する。必要に応じて、同じ再生医療等を実施した患者において疾病等が生じていないかを診療記録等から確認する。 2)1)の報告を受けた実施責任者は、当該報告をした医師に対し、当面のハイブリッド人工耳介移植の中止その他の必要な措置を講ずるよう指示する。自身が実施責任者である場合は、自ら必要な措置を判断する。 ※ 再生医療等提供計画を中止する場合、中止の日から10日以内に、その旨を、再生医療等提供計画に記載された認定再生医療等委員会に通知するとともに、厚生労働大臣に「再生医療等提供中止届書」(施行規則様式第四)を届け出る。 3)医師及び実施責任者は当該措置を講じ、その旨を提供医療機関管理者に報告する。 4)3)の報告を受けた提供医療機関管理者は、特定細胞加工物性状事業者に対し、発生した事態及び講じた措置について速やかに通知する。 5)提供医療機関管理者は、次表のとおり、発生した事態に応じた期間内に、当該事項を「疾病等報告書」(課長通知別紙様式第一及び別紙様式第二)に記載し、それぞれ認定再生医療等委員会及び厚生労働大臣に報告する。 |
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当該再生医療等を行う医師は、ハイブリッド人工耳介の移植前、並びに移植後(原則として1か月・3か月・6か月・8か月・10か月・1年・2年後)の観察および検査を実施する。さらに、本研究終了後に研究対象者の同意が得られた場合には追跡調査(3年~5年)を実施する。 | ||||||
当該再生医療等を受けた患者に対して、定期的な観察を行う。患者来院時の診察では、疾病等の有無を確認し、健康状態等の把握と本研究の目的である耳介形状の効果を検討するため肉眼所見、写真撮影、画像検査を行い、診療記録等に記載する。なお、患者の住所、連絡先等を把握し、疾病等の発生について把握できるような体制とする。もし、患者の追跡調査が不能であった場合は、その理由と記録を残す。 | ||||||
有 | ||||||
2024年04月03日 | ||||||
2024年05月10日 | ||||||
募集中 | Recruiting | |||||
有 |
有 |
国立成育医療研究センター特定認定再生医療等委員会 | Specific Authorized Committee for Regenerative Medicine at National Center for Child Health and Development | |
NA8150005 | ||
東京都世田谷区大蔵2-10-1 | 2-10-1 Okura, Setagaya-ku, Tokyo | |
03-3416-0181 | ||
kenkyu-ncchd@ncchd.go.jp | ||
第一種再生医療等又は第二種再生医療等を審査することができる構成 | ||
適 | ||
2024年03月25日 |
医療情報を含む研究対象者の一般的な個人情報に関しては、再生医療等の提供を行う医療機関の個人情報取扱実施規定に基づき取り扱う。 特定細胞加工物に係る個人情報に関しては、研究対象者とIDを連結できるリストを作成し、保管する。細胞培養加工施設における製造・品質管理時にも使用させることで、ID管理によるトレ-サビリティーを確保する。 |
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有 | Yes | |
炎症の持続期間、有害事象の発生の程度等に関する記録について、協力医療機関および医師主導治験移行後に参加医療機関に提供する可能性がある。 説明文書・同意文書に、将来本研究とは別の研究に使用する可能性又は他の研究機関に提供する可能性について記載する。その際は新たな研究として、該当する審査委員会の審査を受け、承認を得てから実施するものとする。 | Records regarding the duration of inflammation and the degree of occurrence of adverse events may be provided to cooperating medical institutions and participating medical institutions after transition to investigator-initiated clinical trials. In the explanatory document/consent document, the possibility of using the data for research other than this research in the future or providing it to other research institutions needs to be described. In such cases, the research shall be conducted as new research after receiving approval from the relevant review committee. | |
札幌医科大学附属病院で実施する各種研修会に加えて、学外の教育研修プログラムCREDIT臨床研究者シラバス準拠コースや日本再生医療学会臨床研究教育セミナーに参加し、定期的な教育研修を受け、情報収集を行う。 | ||
札幌医科大学附属病院においては電話での苦情及び問合せへの対応体制が整備されている。 | ||
非該当 | ||
なし | none | |
無 | ||
非該当 | ||
非該当 | ||
該当 | ||
4 再生医療等を受ける者に対する説明文書及び同意文書の様式 | 04_説明文書・同意文書ver.5.0.pdf |
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